ペット猫の名前

私は、猫好きです。小さい頃から、「たま」「みーこ」と付けられた猫が住んでおりました。両親の猫好きが遺伝しているのですが、犬好きな家庭に育てば、犬好きになったと思います。「たま」「みーこ」は、代々受け継がれる名前なので、初代が死んで、次の猫が来れば、自動的にその猫は、「たま」なのです。「みーこ」が死ねば、そうです。「みーこ」と呼ばれる事になるのです。
我が家は、ずっとこの名前の付け方でしたので、わざわざ何かをヒントに名前をつける習慣がなかったものですから、インターネットで、愛猫名前ランキングなるサイトを発見した時は、ちょっとしたカルチャーショックでした。猫の名前総合ランキングで、第1位は、「ソラ」、2位からあとは、「モモ」「ココ」「レオ」「マロン」「リン」と続き、男の子の名前ランキングは、第1位から、「ソラ」「レオ」「コタロウ」「マロン」「レオン」「コテツ」「マル」と続き、女の子は、第1位から、「モモ」「サクラ」「ココ」「ハナ」「メイ」「リン」「ミミ」と続きます。この他に、映画とアニメの影響か、「ナナ」「ケンシロウ」「アイ」も入っておりました。
ペットに付ける名前には、それぞれ思い入れがあり、好きな人の愛称を付ける飼い主さんも多く、そのペットの名前を、自身のメールアドレスにする飼い主さんも多いのです。動物は家族ですものね。よく寂しい人がペットを飼うんだと、否定的に仰る方が居られますが、ペットは、飼い主さんの心の癒しだと思うのです。生活をしていれば、誰でもが受ける辛さ、寂しさ、悲しさ、寂しさ、悔しさなど、誰にも言えない悩みを抱えた飼い主さんにとって、愚痴を聞いてくれる、有難い家族なのですから、依存しても良いと思うのです。最近の介護老人施設では、ドッグセラピーをされている施設があり、犬と触れ合う事で、精神が穏やかになり、寂しさを防いで、ストレスが溜まりにくくなる効果があるとの事です。
特に、ペットを飼っていらっしゃったお年寄りは、そのドックセラピーで、ご自身が飼っていたペットの名前を呼び、可愛がったりするのだそうです。名前を呼ぶ事で、また、そのペットに犬に会いたいと思う気持ちが出てきて、生きる希望を見つける結果に繋がると、介護ヘルパーさんが仰ってました。毎日の生活の中で、何度かペットの名前を呼びますが、名前を呼ぶ事がペットとの大事なコミュニケーションの一つでもありますから、優しい声で呼んであげて下さいね。

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