ペット供養
私は、ある長寿マンガの影響で、エジプトに興味を持ち、エジプトの歴史について、調べた事があります。古代エジプトで、猫のミイラが発見された事があるのですが、ご存知でしょうか。もちろん、世界各地には、役に立った馬、愛着のあった犬などを丁寧に葬る習慣があったそうですので、古代エジプトだけが珍しい事はありません。余談ですが、16、17世紀のヨーロッパにおいては、ミイラは薬として使用され、流行っていたそうで、ミイラを窃盗する者が増加しておりました。ミイラを盗むのは、大きな危険が付きまとい、ミイラを探し出せず、彼らの死体がミイラになった可能性を指し、「ミイラ取りが、ミイラになる」という言葉が生まれたという説があるそうです。
日本にも、ミイラは輸入されていて、江戸時代には、大名の間で人気があったそうです。昨今、ペットの家族化が進むにつれ、ペット霊園が増加してきました。人間と同じように、葬儀、火葬による埋葬、戒名が付けられるサービスもあり、至れり尽くせりですね。また、ペット専用の移動火葬車を持つペット葬儀社もあり、火葬代金は、小型猫の場合、1万円から、少し大型の猫でも、2万円前後が、相場のようです。
火葬された後の骨は、そのペット霊園で預かってもらえたり、持って帰って、自宅の庭に埋めたり、と、飼い主の希望で、どのようにもできるそうです。ペット供養としては、約80年の実績を持つ、「慈恵院」が有名ですが、東京都にありますので、地方の方には、少し遠いかもしれません。関西では、大阪市にある「平野動物霊園」が、有名ですね。この「平野動物霊園」は、おまかせコースでの火葬、葬儀は、1万円~となっており、無料で迎えに来て下さり、個別での火葬なので、愛したペットの骨を他の方のペットの骨と間違わずに、持って帰る事もできます。
年間5,250円~で、納骨もできるので、ペットが亡くなった後も、寂しくないよう、他のペットと一緒に霊園に預かってもらう事もできるのです。骨壷も、全身用骨壷と、分骨用骨壷があり、そのデザインも、ペットの写真が転写できる物から、オブジェになる型の物まで、様々種類があります。大事なペットの骨を、肌身離さず持っていたい方には、ペンダントなどのアクセサリーにしてくれるサービスをしている霊園もありますので、葬儀の申込み時に、相談をされてみてはいかがでしょうか。
正月の準備・ことはじめについて解説します。